
《O企画憲章》
1.【低環境負荷】あらゆる行動に地球環境配慮をし、100年後の未来に恥じない創造活動とする。
2.【進行】参加者のNOを尊重する。声なきNOを考える。リーダーの理想より、参加者がやりたくなる事を優先する。
3.【提案権】すべての参加者に提案権があり、参加者全員がそれを聞くことを義務とする。
4.【拒否権】被提案者は無条件に拒否する権利があり、そこに必ずしも説明を必要としない。
5.【ハラスメント】ストレスを感じた参加者は速やかにその旨を主張する事。その主張を元にO企画は変化してゆく事。
6.【自立概念】孤独になることを恐れすぎない。参加者の独立を後押しする。
7.【関係者至上主義】個々の俳優が俳優ならではの悦びを感じる事が至上であり、観客へのパフォーマンスクオリティ至上主義を敬遠する。
⚫︎台本を用いた演技セッションにおける、優先順位事項⚫︎
①その場に「居る」ことができるか
※劇空間をイメージしているか
※劇空間からの刺激のみに反応できる状態か
②他者を大事にしているか
※他者に対する先入観があるか
※他者に対して丁寧にアクティングできているか
③自分に無理しすぎてないか
※不要な動作が多くないか
※他者に対して過度要求をしていないか
④他者との科学反応を起こそうとしているか
※自分にない発想を受け入れ、増幅させる余裕があるか
⑤役の背景が整理できているか
※過去に何があって、どういう生い立ちがあり、何を大事にしているかを簡単に把握しているか
⑥シーンを立体的に魅せようとしているか
※没入しつつも客観的にいられるか
※舞台を効果的に使えるか
⑦役へのアプローチの深度
※稽古の過程において深まっているか
※役が自分の一部になりつつあるか
⑧テクニカルな決め事が効果的であるか
※ここで目が合う等「決め事」が世界観を増幅させるものであるか
《応募》
takatsugu_ogino@yahoo.co.jp
荻野
O企画
持続可能な小劇場演劇活動を模索する演劇企画団体。
廃棄資源と演出を最小限に留め、俳優の演技と物語に集約し、今後様々な環境で再演可能なモデルを創作する。